ネットでスタッドレスタイヤを買うときに意識していることは何ですか?
おそらく値段の安さを優先している方が多いと思います。
実は値段の安さよりも優先して考えることがあるんです。
それは『タイヤの鮮度』
野菜や魚と同じように新鮮な方がいいんです。
スタッドレスタイヤは、滑りやすい雪や氷の上を走ることを目的にしています。
大事なことは、
- 止まりやすい
- 滑りにくい
ことです。
安さよりも『いつ作られたのか』が重要
新鮮なスタッドレスタイヤの方が古いタイヤより性能が良いです。
ネットでスタッドレスタイヤを買うときは、『値段の安さ』よりも『いつ作られたのか』に注意してください。
「製造年週」が重要
そうすれば「知らずに去年の古いタイヤを買ってしまった…」という失敗がなくなります。
スタッドレスタイヤは高いですから、買ったあとに後悔したくありません。
新鮮なスタッドレスタイヤを買う方法
新鮮なスタッドレスタイヤを買う方法は次のとおりです。
- 最新モデルを買う
- お店に確認する
最新モデルを買う
一番確実な方法は最新モデルのスタッドレスタイヤを選ぶことです。
今年出たばかりの新作タイヤは、当然新しく製造されています。
去年の古いスタッドレスタイヤが届くということはありません。
新作タイヤは「できたてホヤホヤ」で新鮮
メリット
- 確実に新鮮なスタッドレスタイヤが手に入る
- サイズが豊富にある
デメリット
- ニューモデルなので値段が高い
- (割引額が少ない)
買う前にお店に確認する
買う前にお店に聞いてみるのも一つの方法です。
ネットショップでも実際に聞いてみてください。
そのときの対応をしっかりみることが重要
お店によっては正直に答えてくれるところがあります。
反対にしっかり答えてくれないお店もあります。
誠実な対応をしてくれるお店が安心
古い製造年週のスタッドレスタイヤもある
ショップによっては古い製造年週のスタッドレスタイヤがあります。
去年売れ残ったスタッドレスタイヤです。
直接お店でタイヤの現物を見れば、次でお伝えする『タイヤの横にある4桁の数字』で製造年週を確認できます。
この4桁の数字を見るといつ作ったタイヤなのかわかるんです。
「4桁の数字」がポイント
タイヤの製造年週を確認する方法
スタッドレスタイヤの製造年週を確認する方法は簡単です。
上の写真のようにタイヤの横の数字を見てください。
例えば、上の写真では「2917」とあります。
この「2917」は「2017年の29週目につくりました」という意味です。
- 29 → 29週目
- 17 → 2017年
前半の2桁の数字は『製造週』を意味する
上の写真にある「2917」の前半の「29」は製造された週を意味します。
1月の最初の週を1週目としてカウントしていきます。
例えば、「04」だと「1月の4週目」、「08」だと「2月の4週目」です。
サンプル写真の「2917」の「29」は「29週目」なので「7月中旬」を意味します。
だいたい1か月は4週間なので、4で割ると何月なのかわかりやすいです。
後半の2桁の数字は『製造年』を意味する
上の写真にある「2917」の後半の「17」は製造された年(西暦)を意味します。
サンプル写真の「2917」の「17」は「「2017年」です。
なんとなく前半の数字を西暦の年と思ってしまいがちですが、後半の2桁の数字が製造された年です。
間違えやすいので注意
タイヤメーカーの『ゴムの劣化』に対する説明
タイヤメーカーの『ゴムの劣化』に対する説明を調べました。
どのメーカーも基本的に「ゴムなので劣化する」という結論です。
スタッドレスタイヤは「雪」や「氷」の上を走ります。
通常の道路より滑りやすい状況です。
より安全に気をつける意味でも、タイヤの性質を知っておいて損はありません。
ダンロップ
タイヤは主材料にゴムを使用しています。
ダンロップ
ゆえに、自動車に装着して使用していない場合でも、自然と劣化してしまいます。
これはスタッドレスタイヤも同様です。
劣化のスピードは保管方法によって大きく変わります。
ブリジストン
タイヤはゴム製品のため、適切に保管しないと寿命が短くなることがありますので、 保管方法には注意が必要です。
ブリジストン
横浜ゴム
タイヤは様々な材料からできたゴム製品であり、ゴムの特性が経時変化するのに伴い、タイヤの特性も変化します。
横浜ゴム
スタッドレスタイヤは『値段』より『鮮度』が大事
スタッドレスタイヤは値段より鮮度が重要です。
極端に安いタイヤや、オークションなどで購入するときは気をつけてください。